頭痛でお悩みの方へ
頭痛がひどくて、学校や仕事を休んだり、家事ができずに寝込んだりした経験がありませんか?朝起きると(夕方になると)頭痛を感じる方もいらっしゃいます。最近、スマートフォンやタブレット端末の普及やお仕事でパソコンを使う機会が増えたことも影響し、慢性的に頭痛で悩まれている方が増えています。頭痛は、頭に感じる痛みで、表面的ではないものをいいます。その痛み方、痛みの強さ、痛みの期間など人それぞれです。
症状
・ギューッと締め付けられたように痛い
・ズーンと重い感じ
・ズキンズキンと脈打つ感じ
・キーンと引っ張られた感じ
・ガンガン響く感じ
・ピリピリ痛む感じ
・ガチガチ固くなった感じ
・ズーンと重い感じ
・ズキンズキンと脈打つ感じ
・キーンと引っ張られた感じ
・ガンガン響く感じ
・ピリピリ痛む感じ
・ガチガチ固くなった感じ
頭痛の分類と考えられる原因
■一次性頭痛
脳や体に病気がないにも関わらず起こる頭痛(頭痛もち頭痛、慢性頭痛とも言います)
脳や体に病気がないにも関わらず起こる頭痛(頭痛もち頭痛、慢性頭痛とも言います)
片頭痛 | 頭の片側であったり、両側が痛くなる |
緊張型頭痛 | 頭全体が痛くなる |
群発頭痛 | 頭の片側だけ、目の奥や周囲、上あごのあたりやこめかみが痛くなる |
その他 |
■二次性頭痛
脳や体になんらかの原因や疾患があり、それが原因で起こる頭痛
脳や体になんらかの原因や疾患があり、それが原因で起こる頭痛
外科的 | 頭部外傷 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血) 脳腫瘍(脳の中に腫瘍ができる) その他 |
内科的 | 薬物乱用頭痛など(鎮静剤、鎮痛剤などの多用) 感染症(髄膜炎、ウイルス性脳炎) 高血圧や高山病 |
その他 | 眼(眼の疲れ、痛み、眼科内腫瘍など) 耳(内耳炎、中耳炎など) 鼻(副鼻腔炎、蓄膿症など) 口腔疾患(虫歯、歯周囲炎、口腔内腫瘍など) 神経疾患 |
神経痛 | 神経痛 分類できない頭痛 |
治療について
頭痛の治療は薬が基本ですが、手術をしないと治せない頭痛もあります。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。薬による治療をすべきか、手術による治療をすべきかは患者さまにとって精神的にも肉体的にも大きな違いがあります。専門医にご相談ください。
物忘れでお悩みの方へ
物忘れには「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」があります。これらは一見似ているように見えますが、認知症は「起こったことをすっかり忘れてしまう」という特徴があり、ご本人が「忘れていること自体に気づかない」こともあります。物忘れの自覚があり病院に行かれる方の多くは認知症ではなく、加齢による物忘れです。
脳の神経細胞が壊れることで起こる記憶障害、理解・判断力の低下により身の周りで起こっている現実の物事を正しく認識できなくなる症状(「中核症状」)や、本人がもともと持っている性格、環境、人間関係などさまざまな要因がからみ合って起こるうつ状態や妄想のような精神症状(「行動・心理症状」)を引き起こす場合もあります。
脳の神経細胞が壊れることで起こる記憶障害、理解・判断力の低下により身の周りで起こっている現実の物事を正しく認識できなくなる症状(「中核症状」)や、本人がもともと持っている性格、環境、人間関係などさまざまな要因がからみ合って起こるうつ状態や妄想のような精神症状(「行動・心理症状」)を引き起こす場合もあります。
症状
■加齢によるもの忘れ
・晩御飯を食べたことは覚えているが、何を食べたか忘れた
・保険証をしまったことは覚えているが、どこにしまったか忘れた
■認知症によるもの忘れ
・晩御飯を食べたことすら覚えていない
・保険証をしまったこと、触れたこと、見たことすら覚えていない
・晩御飯を食べたことは覚えているが、何を食べたか忘れた
・保険証をしまったことは覚えているが、どこにしまったか忘れた
■認知症によるもの忘れ
・晩御飯を食べたことすら覚えていない
・保険証をしまったこと、触れたこと、見たことすら覚えていない
考えられる原因
・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭葉型認知症
・脳疾患などの身体の病気で起こる物忘れ
・精神疾患やうつ病で起こる物忘れ
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭葉型認知症
・脳疾患などの身体の病気で起こる物忘れ
・精神疾患やうつ病で起こる物忘れ
治療について
認知症の中で、1割程度が治療可能・回復可能です。慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症などは手術で治る認知症です。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。早期診断と早期治療によって、高い治療効果が期待されますので、症状が軽い段階でも専門医に相談するようにしましょう。薬で進行を遅らせたり、症状を改善することも可能です。
また、認知症は本人が気付きにくい病気です。ご家族やご友人など周りの方の「もしかして認知症では…」と思われる症状に気が付いた場合は、一人で悩まず専門家に相談しましょう。
当クリニックはMRIを用いた早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRADアドバンス)を用いて記憶をつかさどる海馬(海馬傍回)の萎縮度を測定でき、正確な認知症診断の補助が可能です。
また、認知症は本人が気付きにくい病気です。ご家族やご友人など周りの方の「もしかして認知症では…」と思われる症状に気が付いた場合は、一人で悩まず専門家に相談しましょう。
当クリニックはMRIを用いた早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRADアドバンス)を用いて記憶をつかさどる海馬(海馬傍回)の萎縮度を測定でき、正確な認知症診断の補助が可能です。
めまい・ふらつきでお悩みの方へ
めまいは、目が回るようなくらくらとした感覚というイメージが一般的にありますが、その症状は様々です。めまいの強さや感じ方、頻度なども人それぞれです。めまいの出方が違うのは、めまいを起こしている原因が違うためです。めまいには大きく3つに分類することができます。
1つ目が「耳からくるめまい」、2つ目が「循環障害や内科的要因からくるめまい」、3つ目が「脳からくるめまい」です。その中でも「脳からくるめまい」には、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)のような危険な病気の初期症状として起こる場合があり、手遅れになる前に適切に診断する必要があります。
1つ目が「耳からくるめまい」、2つ目が「循環障害や内科的要因からくるめまい」、3つ目が「脳からくるめまい」です。その中でも「脳からくるめまい」には、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)のような危険な病気の初期症状として起こる場合があり、手遅れになる前に適切に診断する必要があります。
症状
・目が回りクラクラする。
・頭や体がグラグラ揺れる感じ
・ぼーっとしてフラフラするような感覚
・頭の上がふわふわ浮いたような感覚
・視界が白くなり、意識がゆーっくり遠のいていく感覚
・寝ているときに、頭や体がズンズン沈んでいくような感じ
・目の前でチラチラ、チカチカ、パチパチする感じ
・頭や体がグラグラ揺れる感じ
・ぼーっとしてフラフラするような感覚
・頭の上がふわふわ浮いたような感覚
・視界が白くなり、意識がゆーっくり遠のいていく感覚
・寝ているときに、頭や体がズンズン沈んでいくような感じ
・目の前でチラチラ、チカチカ、パチパチする感じ
考えられる原因
・メニエール病や中耳炎・内耳炎、聴神経腫瘍など耳の病気
・高血圧症など血圧不安定、甲状腺機能亢進症など不整脈を引き起こす病気
・脳腫瘍、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)などの脳内の大きな病気
・心因性めまい
・高血圧症など血圧不安定、甲状腺機能亢進症など不整脈を引き起こす病気
・脳腫瘍、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)などの脳内の大きな病気
・心因性めまい
治療について
MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。
めまい・ふらつきが長期に続いている、症状がひどくなっていると感じる場合は、早めの受診をお勧めします。
めまい・ふらつきが長期に続いている、症状がひどくなっていると感じる場合は、早めの受診をお勧めします。
顔面の麻痺・痛み・ぴくつきでお悩みの方へ
顔の感覚は脳神経のうち三叉神経がつかさどっています。また、顔の運動は脳神経のひとつである顔面神経がつかさどっています。目の障害と咀嚼(食べ物を噛む動作)の障害については、日常の生活に支障をきたす深刻な問題であるため、早期の原因発見と適切な処置が必要です。顔面神経麻痺ではベル麻痺と呼ばれ、原因がはっきりしないこともあります。
症状
・顔の半分にしびれや筋肉の動きが悪いのを感じる
・意識的に動かすことが難しい
・額にシワを寄せられない
・目を閉じられない
・瞬きが思うようにできない
・咀嚼の障害(食べ物を噛む動作)
・意識的に動かすことが難しい
・額にシワを寄せられない
・目を閉じられない
・瞬きが思うようにできない
・咀嚼の障害(食べ物を噛む動作)
考えられる原因
・寒冷曝露
・アレルギー
・局所浮腫(むくみ)
・ウイルス感染
・脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
・外傷(骨折や手術など)
・自己免疫異常
・その他、脳の腫瘍や外傷、感染などでも顔面の麻痺が起こることがあります。
・アレルギー
・局所浮腫(むくみ)
・ウイルス感染
・脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
・外傷(骨折や手術など)
・自己免疫異常
・その他、脳の腫瘍や外傷、感染などでも顔面の麻痺が起こることがあります。
治療について
顔面の麻痺・痛み・ぴくつきの治療は薬・注射が基本ですが、手術をしないと治せない症状もあります。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。薬・注射による治療をすべきか、手術による治療をすべきかは患者さまにとって精神的にも肉体的にも大きな違いがあります。専門医にご相談ください。
手足のしびれでお悩みの方へ
手足のしびれは、中枢神経(脳)→脊髄(背骨の中の神経)→末梢神経(枝分かれした末端の神経)これらの脳や神経のどの部分に異常が起きてもしびれは起こります。また、しびれの原因は、多岐にわたります。脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)で起こるしびれは、後遺症として残ってしまう場合があります。適切な対応で治る、あるいは症状が軽くなる場合も少なくありません。早期の段階でも、MRIやCTを用いた精密検査で診断が可能です。
症状
・正座した後の足のようなビリビリ、チクチクした感じ
・麻酔をした時の様に、感覚が鈍い感じ
・力が入らない感じ
・麻酔をした時の様に、感覚が鈍い感じ
・力が入らない感じ
考えられる原因
・手足を含んだ半身(右半分または左半分)にしびれがある場合
脳や脊髄(特に頚髄)に問題があることが考えられます。
・しびれが急に訪れた場合(今まで持てていたお箸が、持てなくなった。など)
脳梗塞や脳出血など救急事態も考えられます。
・ゆっくり半身にすすんでくるようなしびれが訪れた場合
脳や脊髄の腫瘍も疑われます
・片方の手・腕だけがしびれる場合
頚椎ヘルニアや頚椎症など、頚椎周囲の病気が考えられます。
・片方の手のひらだけがしびれる場合
頚椎症の他に、末梢神経の圧迫によるものも少なくありません。特徴として、夜寝ている間に症状が悪くなる、目が覚めた時に一番しびれているなどがあります。
また、糖尿病や甲状腺機能障害などの内科疾患が原因の一つになっていることもあります。
脳や脊髄(特に頚髄)に問題があることが考えられます。
・しびれが急に訪れた場合(今まで持てていたお箸が、持てなくなった。など)
脳梗塞や脳出血など救急事態も考えられます。
・ゆっくり半身にすすんでくるようなしびれが訪れた場合
脳や脊髄の腫瘍も疑われます
・片方の手・腕だけがしびれる場合
頚椎ヘルニアや頚椎症など、頚椎周囲の病気が考えられます。
・片方の手のひらだけがしびれる場合
頚椎症の他に、末梢神経の圧迫によるものも少なくありません。特徴として、夜寝ている間に症状が悪くなる、目が覚めた時に一番しびれているなどがあります。
また、糖尿病や甲状腺機能障害などの内科疾患が原因の一つになっていることもあります。
治療について
手足のしびれの治療は薬が基本ですが、手術をしないと治せない症状もあります。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。薬による治療をすべきか、手術による治療をすべきかは患者さまにとって精神的にも肉体的にも大きな違いがあります。専門医にご相談ください。
手足の麻痺でお悩みの方へ
麻痺には、思うように動かせない「運動麻痺」と、感覚がない「感覚麻痺」があります。脳や脊髄、末梢神経の病気、電解質異常や糖尿病など内科的な疾患などいろいろな原因で麻痺は見られます。これらの麻痺が起こる最も多い病気は、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)です。その他の脳の病気が原因で起こることもあります。また、手や足を圧迫されることで起こる場合は脊椎の椎間板ヘルニアなど脊髄の病気でも起こります。
症状
・思うように動かせない、動かない
・感覚がない、感じられない
・感覚がない、感じられない
考えられる原因
・脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)・脳腫瘍・外傷性頭蓋内疾患・感染・変性疾患などのあらゆる 脳疾患
・骨・靱帯・脊髄の変性や腫瘍や血管病変などの脊椎・脊髄疾患
・末梢神経への直接の圧迫・絞扼や炎症・変性疾患
・骨・靱帯・脊髄の変性や腫瘍や血管病変などの脊椎・脊髄疾患
・末梢神経への直接の圧迫・絞扼や炎症・変性疾患
治療について
手足の麻痺の治療は、緊急を要する治療と緊急を要さない(いわゆる待てる)治療があります。緊急を要すると判断した場合には提携先の救急病院に救急車で搬送させていただきます。待てる治療の場合は、患者さまやご家族の方と相談して薬・注射による治療すべきなのか、手術による治療すべきなのかを決めさせていただきます。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。専門医にご相談ください。
首・肩・腰・手足の痛みでお悩みの方へ
脊髄や末梢神経の障害で起きることが多い一方で、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や脳腫瘍などの脳の障害が原因で起こることもあります。MRIやCTを用いた脳の検査をすることで、視床や感覚野に障害を生じるものがあるかの診断が可能です。
症状
・手足が痛い
・首・肩・腰が痛い
・首・肩・腰が痛い
考えられる原因
・脊髄や末梢神経の障害
・脳の視床という部分の障害
・脳の感覚野の領域での障害
・脳の視床という部分の障害
・脳の感覚野の領域での障害
治療について
首・肩・腰・手足の痛みの治療は薬が基本ですが、手術をしないと治せない症状もあります。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。原因を診断し、適切な治療を検討します。
〈脳神経外科・内科〉
担当医師:脳神経外科専門医 柿野 俊介
〈糖尿病内科・内科〉
担当医師:糖尿病専門医 柿野 聡美
〈受付時間〉
午前 |
初診 12:00まで 再診 12:15まで |
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午後 (土は午前のみ) |
初診 17:00まで 再診 17:30まで |
日曜・祝日・土曜午後