タバコをやめようとしてもなかなかやめられない方
禁煙に失敗された方
禁煙に失敗された方
当クリニックの禁煙外来にぜひご相談ください。
当クリニックは、禁煙治療「ニコチン依存症管理科」に保険が適応できます。
当クリニックは、禁煙治療「ニコチン依存症管理科」に保険が適応できます。
タバコは、「百害あって一利なし」と言われるように、身体にとって良いことは何もありません。禁煙することは、健康の改善など様々な効果をもたらします。脳血管などの全身の動脈や、肺に悪影響を及ぼす喫煙を減らせるように、当クリニックでも積極的に禁煙をサポートいたします。大事なのは、タバコを止めたいという強い気持ちです。以前に失敗していても大丈夫です。ニコチンの禁断症状を和らげる薬によって、高い成功率で禁煙することができます。
また、禁煙することで、タバコ代にかけていたお金を節約することができるので、経済的にも大きなメリットがあります。タバコ代を、ご自分の健康や大切なご家族のために使えば、今後の人生をより良い暮らしにすることができるでしょう。
ご予約・お問い合わせなどは、お気軽にお電話ください。
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喫煙と脳血管の関係
タバコを吸うことによって、肺に取り込まれたニコチンは、血管の周りの筋肉を収縮させて血管を細くしてしまいます。血管が細くなると、血流が悪くなり血栓ができやすくなります。それにより、動脈硬化を促進してしまい、脳梗塞や脳卒中のリスクが非常に高まってしまうと言えます。
禁煙は脳血流を回復
タバコを吸うと、頭がスッキリすると言う人がいますが、それは一時的なものです。タバコのニコチンにより一時的に脳血流が促進され、その後急激に収縮します。これを繰り返していると、脳血管に大きな負担をかけてしまい、少しずつ脳血管は脆くなっていきます。禁煙すると、血管の収縮は抑えられ、脳血流は約半年で約2倍に増えることが分かっています。
喫煙は糖尿病を悪化させます
糖尿病の治療は、血糖値をコントロールすることが一番の基本です。しかし、喫煙は体内のインスリンの働きを妨げ、血糖値を上昇させてしまいます。糖尿病にかかっている人が、タバコを止められず吸い続けていると、血管はさらにぼろぼろになっていき、様々な合併症や疾患へのリスクがより高まることが確認されています。糖尿病で、さらに悪化が心配な方が、禁煙外来を利用すると、服薬により禁煙後の体重コントロールがしやすくなり、糖尿病悪化を抑える効果が期待できます。
喫煙とインスリン
喫煙者は、インスリンが効きにくい身体になってしまい、血糖値が下がりにくいと言われています。1度の喫煙で、半日この状態が続くとされています。1日に何本も喫煙する人は、1日中インスリンの働きが妨げられ、血糖値が高い状態が続きます。糖尿病患者の喫煙者が必要とするインスリンは、非喫煙者よりも、20〜30%多いと言われています。禁煙することは、インスリンの効きを良くするためにとても重要です。
合併症のリスク
糖尿病は、血流が悪いことにより起きる病気です。喫煙により、さらに血流が悪くなり、一層悪影響を及ぼします。それにより、網膜症、神経障害、腎症など身体全体の合併症のリスクが高まり、さらにその合併症の進行を速めてしまうということが確認されています。
タバコと治療費について
現在、保険診療で禁煙治療が受けれるようになっています。保険適用の条件を満たし治療できる場合、タバコ代より、治療費の方が安くなる計算となります。
タバコ代より安い上に、今後禁煙できたら、タバコ代に回っていたお金で、ご自分やご家族で余裕のある生活を送ることができます。
8〜12週間分のタバコ代(1日1箱400円の場合) | 約24,000円〜36,000円 |
8〜12週間分の治療費(3割負担) | 約13,000円〜20,000円 |
タバコをやめるとお金が貯まります
無事禁煙に成功し、タバコにかけていたお金をそのまま貯金するとしたら、1年で約144,000円貯まります。5年貯めると、家族で海外旅行も夢ではありません。(1日1箱400円の場合)
是非、禁煙して、身体も心も健康的な人生を送りましょう。
是非、禁煙して、身体も心も健康的な人生を送りましょう。
禁煙の効果は直後から現れます
禁煙することにより得られる健康効果は、最後の1本を吸ってから20分後から現れ始めます。禁煙は長く続けば続くほど、その効果は大きいものとなります。
■20分後
血圧が下がり正常値になる。
■8〜12時間
血液中の酸素濃度が増え始め正常になる。
■24時間後
心筋梗塞などの確率が下がる。
■2、3日後
味覚・臭覚が戻り始める。ニコチンが体から消え呼吸が楽になる。
■2週間〜半年
心肺機能が改善する。咳や息切れが改善する。
■1〜5年後
心疾患、脳卒中のリスクが半減する。肺がんになる確率が下がる。
■10年後〜
肺がんになる確率が10分の1になり、様々な病気にかかるリスクが非喫煙者にかなり近づく。
禁煙治療に保険が適用される条件
以下の全ての条件を満たすことが必要です。
1.スクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症を診断。
2.ブリンクマン指数(喫煙年数×1日の喫煙本数)が200以上。
3.直ちに禁煙することを希望し、当院で治療を受けることを文書により同意。
2.ブリンクマン指数(喫煙年数×1日の喫煙本数)が200以上。
3.直ちに禁煙することを希望し、当院で治療を受けることを文書により同意。
(厚生労働省保健医療課長通知 診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項)
お問い合わせ
ご予約・お問い合わせなどは、お気軽にお電話ください。
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〈脳神経外科・内科〉
担当医師:脳神経外科専門医 柿野 俊介
〈糖尿病内科・内科〉
担当医師:糖尿病専門医 柿野 聡美
〈受付時間〉
午前 |
初診 12:00まで 再診 12:15まで |
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午後 (土は午前のみ) |
初診 17:00まで 再診 17:30まで |
日曜・祝日・土曜午後