物忘れでお悩みの方へ
物忘れには「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」があります。これらは一見似ているように見えますが、認知症は「起こったことをすっかり忘れてしまう」という特徴があり、ご本人が「忘れていること自体に気づかない」こともあります。物忘れの自覚があり病院に行かれる方の多くは認知症ではなく、加齢による物忘れです。
脳の神経細胞が壊れることで起こる記憶障害、理解・判断力の低下により身の周りで起こっている現実の物事を正しく認識できなくなる症状(「中核症状」)や、本人がもともと持っている性格、環境、人間関係などさまざまな要因がからみ合って起こるうつ状態や妄想のような精神症状(「行動・心理症状」)を引き起こす場合もあります。
脳の神経細胞が壊れることで起こる記憶障害、理解・判断力の低下により身の周りで起こっている現実の物事を正しく認識できなくなる症状(「中核症状」)や、本人がもともと持っている性格、環境、人間関係などさまざまな要因がからみ合って起こるうつ状態や妄想のような精神症状(「行動・心理症状」)を引き起こす場合もあります。
症状
■加齢によるもの忘れ
・晩御飯を食べたことは覚えているが、何を食べたか忘れた
・保険証をしまったことは覚えているが、どこにしまったか忘れた
■認知症によるもの忘れ
・晩御飯を食べたことすら覚えていない
・保険証をしまったこと、触れたこと、見たことすら覚えていない
・晩御飯を食べたことは覚えているが、何を食べたか忘れた
・保険証をしまったことは覚えているが、どこにしまったか忘れた
■認知症によるもの忘れ
・晩御飯を食べたことすら覚えていない
・保険証をしまったこと、触れたこと、見たことすら覚えていない
考えられる原因
・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭葉型認知症
・脳疾患などの身体の病気で起こる物忘れ
・精神疾患やうつ病で起こる物忘れ
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭葉型認知症
・脳疾患などの身体の病気で起こる物忘れ
・精神疾患やうつ病で起こる物忘れ
治療について
認知症の中で、1割程度が治療可能・回復可能です。慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症などは手術で治る認知症です。MRIやCTを用いた精密検査で正確な診断が可能です。早期診断と早期治療によって、高い治療効果が期待されますので、症状が軽い段階でも専門医に相談するようにしましょう。薬で進行を遅らせたり、症状を改善することも可能です。
また、認知症は本人が気付きにくい病気です。ご家族やご友人など周りの方の「もしかして認知症では…」と思われる症状に気が付いた場合は、一人で悩まず専門家に相談しましょう。
当クリニックはMRIを用いた早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRADアドバンス)を用いて記憶をつかさどる海馬(海馬傍回)の萎縮度を測定でき、正確な認知症診断の補助が可能です。
また、認知症は本人が気付きにくい病気です。ご家族やご友人など周りの方の「もしかして認知症では…」と思われる症状に気が付いた場合は、一人で悩まず専門家に相談しましょう。
当クリニックはMRIを用いた早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRADアドバンス)を用いて記憶をつかさどる海馬(海馬傍回)の萎縮度を測定でき、正確な認知症診断の補助が可能です。
〈脳神経外科・内科〉
担当医師:脳神経外科専門医 柿野 俊介
〈糖尿病内科・内科〉
担当医師:糖尿病専門医 柿野 聡美
〈受付時間〉
午前 |
初診 12:00まで 再診 12:15まで |
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午後 (土は午前のみ) |
初診 17:00まで 再診 17:30まで |
日曜・祝日・土曜午後